三徳包丁の修理と研ぎ
query_builder
2021/09/26
メンテナンス
こんにちは、神奈川県横須賀市で刃物屋を営んでいます、 有限会社 菊秀刃物店です。
本日は、一般的なご家庭に必ず1本はある包丁である「三徳包丁」の研ぎのビフォーアフターをお見せします。
今回研いだ包丁は、とあるお客様が30年以上使っていたうちの店の名入りの三徳包丁です。
柄の芯の部分が錆びて半分以上無くなってしまっています。
長年使っている三徳包丁では、包丁の芯の部分が写真のように、錆びてしまうことがあります。
こういった場合は、刃渡りは少し小さくなってしまいますが、刃の部分を削り、芯の部分を作り直すことによって、柄は和包丁のような差し込み式にはなってしましますが、また包丁として使うことができます。
この写真は、柄に差し込む前の、包丁です。
1枚目と比べて刃渡りは少し短くなってしまっていますがしっかりと芯の部分が出来上がっています。
そして、3枚目の写真が柄と刃の部分を合体させて、修理を終わらせた状態です。
しっかりと包丁の形に戻っています。
このように修理すれば、三徳包丁の柄が、ボロボロになってしまい、壊れてしまって、芯の部分が錆びてしまっても、また使うことが出来ます。
ご家庭で大切にしている刃物に何か不具合等ございましたら、お気軽に、下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。